2021/01/13 講演
外資系生命保険会社・社内研修会にて、オンライン「相続法セミナー」の講師を担当いたしました。
相続法セミナーの概要
2021年1月13日(水)、代表弁護士の白土文也が外資系生命保険会社・社内研修会において、
オンラインによる「相続法セミナー」の講師を担当いたしました。
主に以下の項目を中心にして、
2019年7月1日から施行された改正相続法(配偶者居住権について2020年4月1日~)を解説いたしました。
・ 配偶者居住権の創設
配偶者居住権の評価方法
活用上の注意点
など
・遺産分割に関する見直し
夫婦間の居住用不動産の贈与における持戻し免除の意思表示の推定規定
遺産分割前における預貯金の払戻し制度
など
・遺言制度の見直し
自筆証書遺言の方式緩和
法務局における自筆証書遺言の保管制度
など
・遺留分制度に関する見直し
遺留分侵害請求権の金銭債権化の意味
遺留分額・遺留分侵害額の計算方法
期限の許与
など
・相続の効力等に関する見直し
対抗要件の必要性
など
・ 特別寄与料の支払請求権の創設
「無償」とは?
寄与分との違い
特別寄与料の計算方法
など
また、
・弁護士が遺産分割をどう進めているのか?
・家庭裁判所の遺産分割調停はどのように行われているのか?
・相続対策に生命保険を活用する上での注意点は何か?
などについてもコメントさせて頂きました。
参加者からの声
・普段は保険や税金の観点からの解説を聞くことが多く、今回、法務の観点からの話を聞けてとても勉強になりました。
・実務経験に基づいた話を聞けて非常に良かったです。
・今後も継続して話を聞きたいと思いました。
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