2020/08/15 勉強会
司法書士・税理士を対象に「第2回民事信託・家族信託勉強会」をZOOMで開催いたしました。
8月5日(水)、当事務所主催による民事信託・家族信託勉強会を開催いたしました。
1月に開催した第1回目は、家族信託を多数取り扱っている司法書士の先生3名に参加して頂きましたが、
今回は、司法書士4名に加えて、税理士の先生2名、当事務所の弁護士3名が参加しました。
前回と同様、書籍からは学べない信託に関する第一線の情報を聞くことが出来、
また、弁護士・司法書士・税理士の異なる観点から意見を交換することが出来、第1回目と同様非常に勉強になりました。
主なテーマは、
・適任な受託者とは
・信託設定後の専門家としての関わり方
・利益相反などの専門家責任について
・民事信託(家族信託)を用いるべきケースとは
でした。
参加者の声
参加者からは、
「ハイレベルで付いていけない部分もあったが、民事信託の難しさが分かった。」
「信託に軽い気持ちで取り組むべきではないことが分かり、とても勉強になった」
「いつも一人で悩んでいたが、専門家の皆様が同じように悩んでいることが分かり、悩みを共有出来てとても良かった」
「司法書士の立場からは気づかない問題を弁護士から指摘してもらえて、とても勉強になった」
「複雑な財産の承継を実現する手法として信託が紹介されているが、実際には、認知症対策などシンプルなケースに限るべきように感じた」
などの感想を頂きました。
現時点では、当事務所と仕事上のつながりのある司法書士・税理士の先生方限定で開催しておりますが、
将来的には、より多くの士業の先生に参加して頂けるレベルにしていきたいと考えております。
相続・民事信託(家族信託)・事業承継でお悩みの司法書士・税理士の先生方へ
当事務所は、事務所開業以来、相続案件と中小企業・ベンチャー企業支援に注力してきましたが、
最近は、これらの案件と密接に関連する民事信託(家族信託)や事業承継についてもご相談・ご依頼を受けることが増えています。
また、税理士・司法書士・社会保険労務士事務所など士業事務所の顧問弁護士をしておりますが、
特に、民事信託(家族信託)、相続問題、後見業務などを多数取り扱っている複数の司法書士事務所の顧問弁護士として、
常時アドバイスさせて頂いております。
具体的には、
・信託契約書のチェック
・信託スキームについてのアドバイス
・遺言執行業務遂行上のアドバイス
・後見業務遂行上のアドバイス
などです。
もちろん、士業の先生方はそれぞれ税務や登記業務などの専門家ですが、
先生方ご自身の紛争予防のためであったり、
また、異なる視点での意見交換を行うことで、「壁打ち」の相手として利用して頂いている状況です。
是非お気軽にお問合せ下さい。
※関連ページ 相続分野における当事務所の特徴
※関連ページ 事業承継対策