2020/12/19 その他

賃貸不動産Q&A

Q 転貸可能な建物を賃借していますが、民泊を始めても問題ないでしょうか。

A 転貸可能とする特約があったとしても、民泊が許されるわけではありません。

※判例解説もご参考ください。

判例解説|転貸を可とする特約があるものの住居使用目的に限られていた建物を民泊として使用することが用法遵守義務違反に該当するとして賃貸借契約の解除を認めた事例(東京地判平成31年4月25日・貸室明渡請求事件)

 

Q 期間の定めのある建物賃貸借契約を更新する際、保証人からは署名捺印をもらいませんでした。保証人の責任は継続しているのでしょうか?

A 保証人との間で更新合意をしなくても、原則として、更新後の賃貸借契約についても保証の責任は継続します。

※判例解説もご参考ください。

判例解説|期間の定めのある建物の賃貸借において、特段の事情のない限り、保証人が更新後の賃借人の債務についても保証の責めを負うとした判例(最判平成9年11月13日)

 

 

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