2020/02/28 企業法務 日記

顧問弁護士のメリットとは何かを考えてみました

新型肺炎(新型コロナウイルス)に関する相談が来ました

 

私は、中小企業、ベンチャー企業、士業事務所(税理士、社会保険労務士、司法書士)などの顧問弁護士をしていますが、

長い付き合いのある顧問先については、そろそろこんな相談が来るかもしれないなと予想し、関連する法律分野について勉強したりしています。

(※関連ページ・法律顧問契約(顧問弁護士)もご覧ください。)

 

前提として、日々、日経新聞その他の媒体でニュースをチェックしています。

 

今回も、そろそろ新型肺炎(新型コロナウイルス)に関する相談が来そうだなと思い、

関連する資料だけは集めておきました。

 

そして、予想通りに相談が来ました!

 

ちなみに、東日本大震災の後は、弁護士への法律相談ニーズが急増しましたが、

今回も同じようになるかもしれません。

休業に伴う賃金問題・解雇、取引上の債務不履行問題、売掛金の債権回収、債務整理・破産などなど。

 

世の中に問題が起きた時弁護士は忙しくなります。

いつでも相談できるようにしておきたいと思っております。

 

 

 

顧問弁護士(法律顧問契約)のメリットとは何か

 

さて、顧問弁護士(法律顧問契約)のメリットとしては、

 

・その都度相談料を払わなくてもよい

・相談が多ければ割安

・すぐに連絡を取れる

 

などが言われています。

 

しかし、以下の好循環が最大のメリットではないかと、考えました。

 

顧問先企業が弁護士に相談する。

弁護士が業界や顧問先企業の事情について知識を蓄積する。

関連する法律分野についても知識・経験が蓄積する。

迅速かつ的確な回答が出来るようになる。

ますます相談が来る。

ますます顧問先企業にカスタマイズした体制を弁護士が構築するようになる(顧問先企業側のメリット)。

顧問先企業側としても他の弁護士へのスイッチングコストが高くなる(弁護士側のメリット)。

 

 

これは双方にメリットがあります。

 

(いつもではないですが)弁護士は、相談が来ることを事前に予想して待っていることもあります(笑)。

 

これこそが顧問弁護士のメリットではないかと思った一日でした。

 

 

弁護士白土文也から調布市・稲城市・狛江市の企業様・士業事務所様・個人事業主様へ

 

当事務所では、日頃から中小企業・ベンチャー企業様、士業事務所様、医療法人など各種法人様、個人事業主様に対して、顧問弁護士業務を提供しております。

 

相談内容は様々で、事業承継、債権回収、債務整理・法人破産、労働問題、不動産問題など一般的なご相談もありますし、顧問先企業様によっては、新規事業の企画段階から一緒に打ち合わせをして、法律面からアドバイスをしております。

 

また、事務所にお越し頂いての相談のみならず、電話・メール・Zoomでのご相談も可能です。

 

顧問弁護士にご興味のある企業様はお気軽にお問い合わせください。

詳細については、法律顧問契約(顧問弁護士)のページをご覧ください。

 

弁護士 白土文也